Egyptian garden

昨日は仕事が休みだったので、車でサヌアの町をドライブした。ラマダン中は、朝はイエメン人はみんな就寝中のためほとんど道路に車がいないので、快適にドライブができる。大体11時ぐらいまでは、ほんとに車がいないため、自由にドライブができる。

サヌアの町の西側、少し丘の上にあるエジプトに対する感謝の記念碑のある所へ行ってみた。なぜエジプトに感謝しているかと言うと、エジプトは北イエメンが王政を打倒して共和国に生まれ変わる革命の際に、大勢の軍隊を送って共和国側に加勢したのだ。(ちなみに、逆に王政側にはサウジアラビアが軍隊を送って加勢したため、現在でもイエメンとサウジアラビアの関係はあまり良くない。)

実はここ、6、7年前に何度か来たことがあり、見晴らしが良いので今回も一度行ってみようと思って来てみた。当時は記念碑がポツンと立っており、周りも砂地で特に何も無かったのだが、今回行ってみてビックリした。

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まず、門があってビックリした。前は誰でもいつでも入れるようになっていたのだが、今は門があり周りには柵があり、中の人に扉を開けてもらわないとは入れないようになっている。ちょうど僕が行ったのは12時前。ラマダン中はそんな時間には誰もそんなところに来ない。「おーい!」と呼ぶと、門番たちも「誰が来るんだ、こんな時間に?」といった感じで出てきた。

「入れるのか?」と聞くと、

「お前一人か?」と聞かれた。一人だったので、

「そうだ。別に今開いていないのなら、急ぎじゃないから後でまた来るけど。」と答えると、

「う~ん。ちょっと待て、すぐに開けてやる。」

と言って一人がどこか奥の方の建物へ鍵を取りにいった。でも5分ぐらい待ってもまだ鍵を取りに行ったやつが帰ってこなかったので、

「もうあんまり時間がかかるようなら、別にそんなに絶対見たいわけでもないから帰るよ。」と言うと、

「わかった、わかった。お前、柵を乗り越えられるか?」と聞いてきた。柵はそんなに高いわけでもなく(2mぐらいかな)足の踏み場もあったので、言われるがままに柵を乗り越えた。すると一人が柵を乗り越える僕の姿を見て、

「ジャッキー・チェン!」と言って喜んでいた(笑)。

中に入るとさらにビックリ。なんとすごくきれいに整備された緑の庭が目の前に広がっていた。そしてその背後にはサヌアの砂っぽい町の風景。とっても印象深い景色でした。

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係りの人たちと話してみると、どうやらここは普段は男が一人で来ても入れない所のようだ。僕は外国人だから入れたものの、ここは基本的には家族用の公園として作り変えられており、男一人とか男だけのグループでは入れなくなっていたのだ(ちなみにイエメンではレストランでも男性の食べるエリアと家族(女性)用のエリアが分かれてます)。それで僕を公園に入れるときに、彼らが一瞬迷ったわけだ。

係りのやつらは話してみると結構良いやつらで、帰り際には、庭に咲いているきれいな花を10本ほど抜き取って花束のように輪ゴムで止めて、「記念に持って帰れ」と言って、くれた。「おいおい、庭を管理しているやつが庭の花をそんなに簡単に引っこ抜いて良いのか?」と正直思ったが、花束をもらうなんて大学院の卒業式以来でうれしかったので、もらって帰った。現在その花は、うちのダイニングに飾ってあります。
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