Towed away... (part 2)

交通警察に着くと、早速自分の車が停めてあるのを見つけた。それを横目に見ながら担当者がいる部屋へ入った。するととても高圧的な担当者が、「お前の車はあるか?」と聞いてきたので、「それだ」と指を差した。すると、「車両証明書を出せ」と言われたので、車のところへ行きドアを開けて、車両証明書のコピーを出して車から出ようとした。

すると、そこへさっきの交通警察のおじさんが来て、こそっと

「担当者に金出せって言われたら、持ってませんって言えよ!」

とウインクしながら言った。車両証明書のコピーを先におじさんに持って行ってもらっている間に、ポケットに入っていた6,600リヤル(4,500円)のうち5,000リヤルを、ささっとジーンズから上着のポケットに移しておいた。

担当者の部屋へ行くと、さらに高圧的になった態度の担当官が、

「お前の車を引き取って帰りたかったら、罰金を払え!」

と言ってきた。そこで罰金とはいくらかを聞くと、

「100ドルだ!」

と、突拍子も無いことを言った。

ここは交通警察のおじさんのアドバイス通りそんな大金は持っていないと言い、ジーンズのポケットから1,600リヤル(1,100円)を出して見せた。それを見て、コイツは金を持ってないとすぐに思われたのか、

「じゃあ少なくとも3,000リヤル(2,400円)は払え。」

と担当者は言った。「え!?たった3,000リヤルで良いの?」と心底思い、それならその場で払おうかとも思ったが、1,600リヤルしか持っていないと言った手前、それはできなかった。そこでお金を取りに帰る振りをしようかと思い、「取りに帰って良いか?」と聞くと、「車は置いて行け」と言う。それも面倒くさいので、なんとか今日のところは1,600リヤルで許してもらって、明日残りを持ってくるという風に話をつけようと交渉していると、なんと見かねた交通警察のおじさんが残りを払ってくれると言い出した。

つづく・・・

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