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Shisha

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シーシャ。

日本語で「水タバコ」のことです。

英語では「Hubbly-Bubbly」と言います。

実は、これに最近ハマっております。

「フーカ」、「ナルギーレ」、「マダーア」など地域や種類によって様々な呼び名がありますが、基本的な行為は、上のような器具を使って水を通して煙草を吸うことです。

昔からたまには吸っていたのですが、最近周りに僕と同じようなシーシャ好きの人たちがいるおかげで、仕事の後や休日に、誘い合ってシーシャを吸いに行くことが良くあります。

日本で言う「赤ちょうちん」のような感じでしょうか。



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中東諸国ではとても人気のあるもので、日本のバーのような感じで結構色んなところにあります。レストランでシーシャが吸える所もあります。

日本でも最近愛好者が増えているらしくて(?)、東京や大阪の中東料理屋さんとかでできる所があるようです。

タバコの葉に色んなフレーバーを付けているため味は一様に甘く、りんご、ブドウ、イチゴ、オレンジのフレーバーなどが一般的なところでしょうか。

ちなみに僕の好物はブドウです。




ところで、最近良くシーシャを吸うようになって、シーシャの吸い方にも色々なバリエーションがあることに気付きました。

例えばコレ↓
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これはイエメン南部の港町ムカッラで初めて見たのですが、上の部分に氷が敷き詰めてあります。

ちなみにホイルの下にフレーバーの付いたタバコが入っています。

ホイルの上には熱~い炭を乗せます。

ホイルには小さい穴が無数に開いていて、手に持ったパイプを吸うと、この器具の上の炭の熱さがその下にあるタバコを通る時にタバコが燃え、それが下に溜まっている水を通してパイプから煙が出てくると言うわけです(分かります?)。



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これは上からカバーを被せたところです。

こうするとパイプを吸った時に氷の冷気が入ってくるため、清涼感がタップリです。

暑い町ムカッラならではのご当地シーシャですね。




そして、実は昨日初めて吸ったのがコレ↓
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普通のシーシャではタバコ受けが陶器なのですが(上の写真参照)、これはその代わりに生のりんごが使われています。

タバコ受けがしっかり刺さっていないような気がして、ギュッと押すとムニュッという感触がしたので「へっ!?」と思って良く見ると、りんごでした。

これは人生で初めて見ました(たぶん)。

実はこれ、サナアで(おそらくイエメンで)最も高いと言われるシーシャだったんですよね。

普通シーシャは200リヤル(120円)から600リヤル(360円)ぐらいで吸えるのですが、このスペシャルシーシャはなんと1,500リヤル(900円ぐらい)もします。税とかサービス料とかを含めると1,000円ぐらいです。これはイエメンでは破格です。

このシーシャ、どこで吸えるかと言うと、ハッダエリアにある今サナアで最もオシャレなカフェ「デジャ・ブ(Deja vu)」で吸えます。

ちなみにこのデジャ・ブには、昔日本(浜松町)で働いていた日本語の話せるフィリピン人の女性が働いています。

イエメンなのに日本語でサーブしてもらえるカフェ、これは希少です。



サナアと言えば世界遺産の旧市街が有名ですが、こんなオシャレなサナア体験もなかなか味のあるものです。

旧市街に飽きた旅行者の方も、気分転換にどうですか?
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