Terrorism in Yemen...

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いきなり物騒な写真ですが・・・、

最近イエメンの首都サナア市において、テロ行為が続いています。


まず、3月18日にサナア市にあるアメリカ大使館を狙って、迫撃砲が3発発射されました。

その3発の迫撃砲は、幸か不幸かアメリカ大使館の敷地内には落ちず、隣の女子学校に落ちてしまい、アメリカ大使館の警備員や女子学校の生徒たち10数名が死傷する騒ぎとなりました。


そして4月6日、サナア市内にある外国人(特にアメリカ人外交官)が多く住む居住コンプレックス(壁に囲まれた広大な敷地内にアパートが立ち並んでいる)に迫撃砲が打ち込まれました。

この時は死傷者はいなかったものの、迫撃砲は居住地区内に打ち込まれ、アパートの窓ガラスが割れたりして外国人が一時的に避難し、大変な騒ぎとなりました。

ちなみに、この周辺は僕のアパートの近くでもあり、僕が良く行くスーパーのすぐ横です。


さらに4月9日、同じくハッダ地区にあるカナダ系の石油会社の敷地内で爆発が起こりました。

この時も特にけが人はありませんでしたが、ここのところこのような事件が頻発しています。



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この一連の事件を受けて、まずアメリカ大使館が特に必要の無い大使館員(文化や援助担当官など)を一時的にイエメン国外へ退去させました。

そしてイギリス大使館は、特に必要の無いイギリス人のイエメンへの渡航を禁止する警告を流しています。

日本大使館からは、以前から掲載されている危険情報以外に、今のところ特に新たな警告などは出されていません。

一部情報によると、テロリストは欧米系の人間を狙っているので、アジア人である日本人は大丈夫であると言うことです。ただ、その情報に関しては何の確証もありません。

少なくとも、イエメン国内の治安状況が悪化していることは確かです。

もしこのブログの読者の方々の中に、近々イエメンへの旅行を考えておられる方がおられましたら、十分に気をつけてご旅行ください。



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一般イエメン人はとても良い人が多いだけに、このような事件が起きると彼らがかわいそうでなりません。

このような事件が起きると、ただでさえ国内経済が苦しい中、在住外国人や外国人観光客も激減し観光収入までも絶たれてしまう・・・。

その上、「イエメン=テロリスト」の方程式が、多くの人の頭の中に刻まれてしまう。

悪循環です。

やっぱり政府がもっと気合を入れて、国内のテロリスト退治をする必要があると思います。

治安が悪いところには、人もお金も流れてきません。

イエメンの政府・警察が真剣に過激派と対峙し、国内の治安状況が一刻も早く改善されることを祈っています。

(注:写真に出てくる人物は、本文とは何の関係もありません。)
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