カテゴリ:イエメンの観光地( 42 )

Bir Ali (ビール・アリー。直訳すると「アリーさんの井戸」ってとこですかね。)

知る人ぞ知る、イエメン東部の観光地です。

ハドラマウト州の州都である港町ムカッラから、南西へ約1時間ほど車を走らせるとビール・アリーに着きます。

聞くところに寄ると、ビール・アリーは

「イエメンで最も美しいビーチ」

なんだそうです。

弥が上にも期待が高まります。



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ここはまだ、ムカッラから半分ぐらい着たところ。

すでに目を奪われるほど綺麗な海岸線が楽しめます。

海の青が目に染みます。



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そしてビール・アリーに到着。

白い砂、青い空、エメラルドブルーの海。

ここは、イエメンで今まで行った中では、かなり綺麗な部類に入るビーチでした。

「イエメンで最も綺麗」かどうかはわかりませんが・・・。



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ヨーロッパ人観光客も、結構来ます。

なので、こんな「これがイエメン!?」という光景にも出会うことができます。

僕が行った日にも、2、3組のヨーロッパからの団体旅行客が来ていました。

・・・てことは、「知る人ぞ知る」ってほどでもないのかな。

でも、僕の周りでここへ行ったという人はあまりいません。



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まだそれほど観光客が多いわけでもないので、ゴミもほとんど落ちていない綺麗なビーチでした。

でも何も観光施設が無いと言うわけではなく、籐で編んだようなひさしのあるところに、籐で編んだベッドが並んでいたりします。

他にほとんど客がいないので、団体観光客がいる時以外は、こんなに綺麗なビーチを独り占めすることもできます。

すぐ近くには岩がちな場所があって(2枚目の写真の左側の方)、なんと黄色や青の綺麗な色をした熱帯魚が泳いでいるのを間近で見ることもできます。


ビール・アリー。

施設はそれほど揃ってはいませんが、白い砂浜とエメラルドブルーの海を楽しめる、隠れた極上のビーチリゾートです。
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イエメン東部ハドラマウト州への旅行の続きです。

ワーディー・ドアーンからずーっと南下すると、ハドラマウト州の州都ムカッラに出ます。

ワーディー・ドアーンの見所である小さな村々も見終わり、もう後はムカッラへ2時間ほどの単調な道を直行・・・するのかと思いきや、途中でドライバーが急に横道に入りました。

え?こんなところに何かあるのかな?



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この門らしきものを通り抜けると、建物がありました。

そしてその前でドライバーは車を停めます。

ひと気は全くありませんでした。



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この建物は何だろうと思っていると、

「もうすぐこのホテルが完成するんだよ。」と、ドライバー。

え?こんな何も無いところにホテル建ててどうすんの?と聞くと、

「まあまあ、こっちへ来てみろ。」と、ニヤッと笑いながらドライバーが言う。

不思議に思いながら、ホテルの裏側へ。

すると、そこにはこんな素晴らしい光景が!



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ホテルのすぐ裏側が高台になっていて、そこからこんな光景が目に飛び込んできました。

!!!!!

ワーディーだから川沿いに緑があるのは分かるんだけど、右側に見える要塞のようなのは一体・・・!?

目の前には、まさに「天空の城」と呼ぶに相応しい光景がありました。

ラピュタを思い出したことは言うまでもありません。



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城の部分のアップです。

どうやら普通の村のようです。

なんかあまりにあっけに取られてしまって、この村の名前や成り立ちなど詳しいことを聞くのを忘れていました・・・。

なので何も説明を書くことができませんが、この光景が見れただけで十分でした。


ここを観光地化しようとしたが、村の住民が反対したというのをドライバーが言っていました。

このホテルが完成すると、まだ一般には知られていないこの秘境へおそらく観光客がドッと押し寄せることになると思います。

そうすると、ここの人たちの生活も変わってしまうのでしょうね。

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ビンラーディンの生家がある付近のワーディー・ドアーンの村々には、大きな家がたくさんあります。

この辺りの人はサウジアラビアや湾岸へ出稼ぎに行っている人が多いので、裕福な家が比較的多いというので有名です。

ほとんどの家は白か茶色の素朴な感じなのですが、ところどころ「え?」というぐらい綺麗に彩られた家があります。



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これはまだまだ素朴な感じ。

家の色合いが周りの茶色に合っていて、とても綺麗でした。

家の前に生えているヤシの木が、また良い雰囲気を醸し出しています。



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ここは結構派手でした(笑)。

この周辺は茶色っぽい砂の色が続く景色なので、白地にカラフルな色合いのこの家はとても目立って、ハッとさせられます。




そして圧巻はココ↓

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ここは観光名所にもなっているところで、「ボクシャーン・パレス」と呼ばれています。

ちなみにここはホテルですので、泊まることもできます。

ワーディー・ドアーンに来るツアー旅行では、ここに泊まったり、ここで昼ご飯を食べるパターンが多いようです。

僕たち一行もここでお昼を食べようと思っていたのですが、「満席なので無理です。」と電話で断られました・・・。

結局僕たちはここへ午後に寄って、テラスでビールを頂きました。

え?もちろん、ノン・アルコールでしたが・・・。
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それは、イエメンの東部に広がるハドラマウト州にあるワーディー・ドアーンという場所にあります。

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ちなみにワーディーとは、雨が降った後に雨水が流れて川になる場所のこと言います。

俗に言う「涸れ川」ですね。

サナア近郊の観光名所「ワーディー・ダハル」も同じくワーディーです。

ヨルダンの「ワーディー・ラム」とかは、映画「アラビアのロレンス」の舞台となったことでも有名ですよね。



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雨が降った後に川になることからも分かるように、地下水が結構豊富にあります。

なので周りは砂漠みたいに砂色なのですが、ワーディーはこのように緑も多いんですよね。

茶色と緑のコントラストがきれいです。




そして、そんな平和な景色の中に、これまた何の変哲も無い平和な村があります。

村の名前は「ラバート・バーアシェン」。

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この一見何の変哲も無い村には、世界を震撼させるテロリストであるオサマ・ビンラーディンのお父さんムハンマド・ビンラーディンの生家があります。

彼はもともとイエメンのハドラマウト出身で、サウジアラビアで財を成したビジネスマンだったのです。

その家を見るために、わざわざこの村へ行ってきました。相変わらずミーハーだ・・・。

しかし、何の情報もなくこの村へ行ったので、ビンラーディンの家を探すためには、ここの村に住む人たちに聞かなければなりません。

ビンラーディンは世界的には「極悪非道のテロリスト」だけど、ここの村の人にとっては昔は「近所のかわいいオサマちゃん」とその家族だったわけで、やっぱりビンラーディンの家を捜索に来たという外国人なんかに、簡単に家をありかを教えてくれるのだろうか(注:実際は捜索に行ったわけではありません。ただの物見遊山です)。

ひょっとしたらビンラーディンの話題を持ち出しただけで、石を投げられて村から追い出されたり、万が一銃を発砲されたりしたらどうしようという不安と恐怖が脳裏を掠めます。



やっぱり村人に聞くときにも、人の良さそうな人を選んだり、ちょっとオブラートに包んだりして用心して聞かなければと思っていた矢先、

イエメン人ドライバーがスルスルと窓を開けたかと思うと、突然通りかかった若者2人組に、


「オサマ・ビンラーディンの家はどこだ!?」


と、あまりにもストレートに聞くではありませんか!!

そ、そんな、もうちょっとオブラートに包んだり、怒っても怖くなさそうな老人に聞くとか、ちょっと考えようよ。そんな血の気の多そうな若者に聞いちゃって良いの?

などと、車内でちょっとビクビクしていると、

その若者たちは、ニコッと笑って、「あっちだよ。」と村の奥のほうを指差してくれました。

ホッ、なんとも無かった。まあ、でもこの人たちが優しかっただけかも知れないし、次は注意していかねば。




・・・村の奥の方まで来て、そろそろこの辺りかなと思っていた時に、

またもやドライバーが突然通行人に、


「オサマ・ビンラーディンの家はどこだ!?」


いやいや、だからもうちょっと言い方があるでしょ。こんなに近くまで来てるんだから、ひょっとしたらビンラーディンの親族の人も歩いてるかもしれないし。おそらくこれまでにもイエメン政府の警察とか、アメリカのCIAとか、イギリスのMI6とか敵意のある人たちが調査とかで来てて、外国人に対する印象とか良くないかもしれないし・・・。

なんて車内でドキドキしていると、はちきれんばかりの笑顔で「ココだよ!」と教えてくれる地元のおじさん。



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というわけで、いとも簡単にビンラーディン家へ到着。

え?そんな無防備で良いの?とこちらが心配するぐらい無防備だった。

近くに座って日向ぼっこをしていたおじさんたちに聞くと、まだ親族たちが普通に住んでいるらしい。

もちろん博物館とかではなく一般の家なので外から見るだけなのですが、なんだか感慨深い。

小さな村にひっそりと佇むビンラーディン邸。

もっとすごい豪邸なのかと思いきや、周りの建物とそんなに変わらない感じでした。


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ホデイダにおいて。

車での移動中・・・



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えらいカラフルな羊が運ばれていると思ったら、人でした・・・。

おいおい、お姉さん方、どこに乗ってるんですか。

まあ、イエメンでは良く見る景色です(笑)。




少し走っていると、また前方に荷台に人が乗っているのが見える車が近づいてきました。

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ん?なんかこの乗り方危なくないか?

しかも、このときの車の速度は120km以上。かなり飛ばしてます。

こんな状態で車からもし落ちたりしたら、大怪我間違い無しです。

後ろから来た車に絶対轢かれるだろうし・・・。

なんて心配してると、どうやら彼らは外国人の僕が車に乗っているのに気付いたらしい。

僕の乗っていた車が、彼らの車を追い越しました。

すると、彼らは満面の笑顔で手を振ってくれました・・・



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っておいおい、良く見るとこの人たち、こんな状態で水飲んだりカート噛んだりしてるよ・・・。

これ、はっきり言ってめちゃめちゃ危ないです。

手なんか振ってる場合じゃないでしょっ!

もうちょっと自分の命を大切にしてください・・・。
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ホデイダと言えば・・・

     海!!
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ホデイダは、イエメンの首都サナアから西方向(南西?)へ200kmほど車を走らせたところ。

紅海沿いにある港町です。

港町なのでホデイダの海抜は0m。

サナアからは、標高2300mの道のりをぐんぐんと降りていくことになります。




海と言えば・・・

     魚!!
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とれたての新鮮な美味しい魚を、思う存分食べてきました♪

味付けはちょっとピリ辛で、魚の生臭さも無く美味しかったです。




ホデイダのガソリンスタンド。

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オシャレなロゴがなかなかかわいかったです。

港町の雰囲気が出ています。

ちなみに「mena(ミーナー)」とは、アラビア語で「港」のこと。

なんだか似てますね(笑)。




初めは、街中のにぎやかな場所にあるホテルに泊まろうと思っていたのですが、紆余曲折あって、紅海の海岸沿いに立つホテルに泊まることができました。

朝も昼も、そして夜もベランダからの景色が素晴らしかったです。

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少しの間、サナアの家を留守にしておりました。

イエメン国内の海沿いの町へ、野暮用で出かけておりました。

また、旅行中に見聞したものをアップしますので、

お楽しみに♪
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アデン旅行の続きです。

アデンからサナアに帰ってくる前日の夕方に、ホテルも何も無いエリアにあるビーチに行ってきました。

ここに来るためには陸路での道とかが無くて、海からアクセスするのが唯一の方法なので、一般の人々からは隔離されたビーチになっています。



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まずは、シェラトン・ホテルの横にある小さな船着場から、漁師さんのボートに乗って出発。

僕は、ボートで岸を離れる時の、どこか冒険に出掛けるようなワクワク感が好きです。特にこんな風に他に何も無いところでは・・・。



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ボートに揺られること15分ぐらいでしょうか。

到着したビーチには、確かに誰もいないし、何もありませんでした。

視界に見えるのは、青い空と白い雲。どこまでも青い海、まっさらな砂のビーチ、少し沖合いの方にに大きな岩、そして僕たちが乗ってきたボートだけでした。

パラソルや椅子などの人造物は、ここには何もありません。

ちなみにビーチの陸側は、ビーチのすぐ近くから山(崖?)になっていて何も見えませんでした。

ここならイエメンにいても、女性の方でも、他の人の目を全く気にすることは全くありません。



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ここは昼には日陰も何も無く(太陽光を遮る物が何も無い)、夜になると何も見えなくなるので(当然のことながら街灯も何も無い)、夕方に1時間ぐらい行くのが丁度良いと思います。

しかも他には誰もいないので、一人で行くのもお勧めしません。何かあったら大変ですもんね。


誰もいない、何も無い海辺でプカァ~と浮いたり泳いだりして、イエメンの喧騒を一時忘れて、とてもリラックスしたひと時を過ごせました。
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アデンには、「イエメン最大級!」と名高いショッピング・モールがある。

それが、今から紹介する「アデン・モール」である。

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アデン・モールの噂は前々から聞いていたのだが、「イエメン最大級」の触れ込みはあまり信用していなかった。だって何と言っても、サナアがイエメンの首都なのだから。

そして今回初めてここに来たのだが・・・、

で、でかいっ!!

これは普通に日本やアメリカにあってもおかしくない規模のモールです。

こんな近代的なものがイエメンにあったなんて、初めて知りました!

上の写真に写っているのは、このモールの目玉とも言える「ルル・ハイパーマーケット」です。



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1階には、こんなオシャレなカフェエリアもあります。

なんか日本にも普通にありそうな感じでしょう?ここからはイエメンのにおいは感じません。

まああえて言うなら、変な帽子をかぶった髭もじゃのおじさんがいたり、全身黒づくめの女性がいることぐらいでしょうか・・・。



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入っている店舗も普通にオシャレな感じです。

こんな一コマ、ヨーロッパにもありそうじゃないですか?

ここに来ている人たちも、オシャレな若者が多かったです。

おそらくアデンでは、ここが今一番ホットな若者の出会いの場なのではないかと、僕は睨んでいます。




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そして、2階のカフェから。

カフェで休憩中に撮った写真です。

この頃はもう夜中の12時を過ぎていましたが、まだまだ続々とお客さんが入ってきていました。

まあ、今はラマダン中ですからね。

こんな立派なショッピングセンターが、サナアにもできれば良いのに・・・、なんて思ってしまいました。

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さて、アデン旅行記。

まずは、前記事のコメントでも話題になりましたが、僕が泊まったホテルの紹介から始めたいと思います。いや、別にホテル関係者から賄賂とかもらってるわけではありませんよ(笑)。

僕が泊まったのは、世界にもその名を轟かせる、かの有名な「シェラトン・ホテル」。

さすがシェラトンだけあって、敷地はかなり広いです。
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奥に見えるのがホテル。

ちなみに手前に見える赤と白の棒には、「STOP!」と書いてあって、ここで車は全部止められます。そしてセキュリティ・チェックを受けます。

ホテルの入り口は、まだまだ見えないほど遠いです。



a0090924_6504391.jpgこれがロビー・エリア。

至る所がピカピカと光っていて、普段こんな高級ホテルに泊まらない僕には、眩しい限りです。

ちなみに、ここに見えている1階と2階部分だけは、最近改装されたばかりらしくとてもきれいです。

しかし、3階以上(つまり宿泊施設)はここほどきれいではありませんので、行く人はあまり期待しすぎない方が良いかも・・・。



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シェラトンには結構広いプライベート・ビーチがあり、夕刻にはこのような素晴らしい景色が拝めます。

ところで、右側に見える岩ですが、何か動物に見えませんか?



・・・そう、象さんです。象の鼻に見えますよね。

そのため、ここのビーチは「Elephant Bay Beach」という愛称で親しまれています。



そして夜景。
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これはプライベート・ビーチからホテルの方を向いて撮った写真です。

他にほとんど人のいないこのビーチで、夜に潮風を顔に浴びながら、シーシャ(水タバコ)をプカァ~とやってました。

ほんと、リラックスできます。
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