<   2007年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

今回のレバノン(ベイルート)旅行で最も残念だったのは、ほとんど写真が撮れなかったこと。撮りたい被写体はいっぱいあったのですが、そこら中に警察や軍隊が目を光らせており、例えば銃撃を受けた建物の写真とかを撮ったら怒られます・・・。

僕も初日、ベイルートに到着して1時間後ぐらいに、その洗礼を受けました・・・。

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ベイルートの街中には、このような激しい銃撃戦の跡が残るビルがいっぱいあります。


午後3時、レバノンの首都ベイルートの国際空港に到着。その後、タクシーでベイルート市内のホテルに到着して、少し休憩した後、ホテルから海岸沿いまでボーっと街歩きをすることに。ベイルートの街中は、イエメンとは全然違いどちらかと言うとヨーロッパな感じ。適当に色んな建物写真を撮っていると、古い感じのアイボリー色のきれいな建物があったので、きれいだなと思い、カメラを構えて「パチリ。」と撮りました。

次の瞬間、その建物の入り口にいた迷彩色の服を着た兵士が、「コラッ!お前!こっちへ来い!」と肩に担いでいる銃で彼の足元を指し示す。「ヤバッ!」と思ったが、もう一人の兵士もこっちに近づいてきて、逃げるわけにもいかないので、その建物の入り口へ恐る恐る足を進める。

「今撮った写真を見せてみろ!」と、兵士はかなり高圧的な調子で言う。

しかたなくデジカメを再生すると、「今すぐに消せ!」と命令を受け、もちろんその指示に従う。

「他の写真も見せろ!」と言うので、そこにたどり着くまでに街中で撮った写真を見せる。

すると、「入れ!」と言われてその建物の中に入らされると、周りには迷彩服の兵士がウヨウヨいて、ちょっとビビる。そして、ちょっと偉そうな人がいるところへ通される。


その偉そうな人に「デジカメを渡せ!」と言われて、いやいやながらも渡す。電源を入れ、たぶん僕が街中で撮った写真を見たかったようなのだが、どうやって見れば良いのか分からず色んなボタンを押していた。その光景を見て、思わず笑いそうになったが、そこは笑いをこらえて、知らんぷりをしていました。

「お前、何人だ!」と聞くので、「日本人です。」と答える。するとあきらめたのか、デジカメをこちらに返してきました。

「もう帰って良い!でもこれからの滞在中に街で写真は撮るな!今回は見逃してやるが、次にもしここに連れて来られるようなことがあったら、その時はもっとややこしいことになるぞ!」と脅しを受け、なんとかその建物を脱出することができました。


建物を出る時に、「ところでこのきれいな建物、何なんですか?」と兵士に聞くと、

「内務省だ。」

と言われ、そりゃ写真撮ったら連れ込まれるわな、と納得。しかしこの建物、本当にきれいな建物なので、ベイルートに旅行される方は、思わず写真を撮ってしまわないよう要注意です。

建物の写真をお見せできないのが残念・・・。
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前回の記事へのコメントと予想、どうもありがとうございました!そうです、レバノンの首都ベイルートへ休暇で行ってきました。そして、みなさん正解でした。あの1枚の写真だけで良く分かりましたね。

僕がレバノン行きのチケットを予約した時は、まさかそれから1~2週間のうちにレバノンがあんな戦争状態になるなんて思ってもいなかったので、前日に爆弾が炸裂し火の手が上がるレバノンの状況をテレビ(アル・ジャジーラ)で見たときは、正直ビックリしました。

一瞬行くのを止めようかとも考えたのですが、「まあ大丈夫だろう」と思い直し(何を根拠に?)、とにかく行ってきました。


まず向かった先は、
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そう、スターバックスです!スターバニーではありません(笑)。アメリカで学生をしていた頃は、しょっちゅう本を読んだりレポートを書きにスタバに行っていたので、なんか懐かしく思いつつスタバへ行きました。



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そして昔のように、「キャラメル・マキアート」を頼み(これはスターバニーには無い)、近くの本屋で買った「Figs and Fate」と言う本をお供に、結局1時間ほど長居してしまいました。


この「Figs and Fate」という本、思いつきで買ったのですが、かなり良かったです。100ページほどしかなくて(しかも行間が広い)、ちょこっと暇つぶしに読むには最適の本です。レバノンのパレスチナ難民キャンプでの小さな恋の物語や、毎日仕事で疲れて家に帰ってきてそれから料理の支度をするお母さんの笑顔を見たいがために、ある日内緒で夕食の支度をする少年の話など心温まる話が5編詰まっています。


戦争中のレバノンからひと時の現実逃避をしたのも束の間・・・、すごい音でスタバの上空を2機の戦闘機が続けて飛んでいく音が聞こえ、店内の客が騒然とし、一瞬にして現実に引き戻されてしまいました・・・。
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1週間ほどブログの更新が滞ってしまいました、と言うのも、少しイエメンを離れて他国へ旅行していたからなのです。


一応「休暇」である国へ行っていたのですが・・・。あんまり治安情勢の良くない国に行くもんじゃないですね・・・(反省)。少し歩くごとに警察や軍隊がいて、夜出歩こうものなら、すぐに捕まってID提示と事情聴取をされてしまいます・・・。


残念ながら、写真もほとんど撮れずじまい。それと言うのも、実はこの国に到着した当日にお灸をすえられまして・・・。おいおい書きますが。


さて、質問。僕はどこの国に行っていたのでしょう?


(ヒント)海岸沿いはこんな感じです。
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イエメン東部のインド洋に面した港町「ムカッラ(Al-Mukalla)」へ行ってきました。首都のサナアからは、飛行機で1時間ぐらい。車だと・・・、おそらく15時間以上はかかるはずです。途中、南回りならアデンで、砂漠超えならセイユーンで1泊するのが懸命でしょうね。

ここムカッラは、2年前まではたいしたことの無い普通の港町だったらしいですが、2005年の南北イエメン統一記念日の祭典がここムカッラであったおかげで、その祭典に向けてムカッラの町の開発が進んだらしいです(ちなみに、今年の統一記念日の祭典はイッブであるため、現在イッブの町は急ピッチで開発が進んでいるようです)。

そして、現在ムカッラの町の観光スポットの一つとなっているのが、ムカッラのカナル(運河)です。きれいに整備された運河の両岸に街灯が灯り、日本やヨーロッパだとおしゃれなデートスポットにもなりそうな雰囲気です。

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さらに、このカナルの側に、なんとイエメンで「フィッシュ・アンド・チップス」が食べられるファーストフード店があるとの噂を聞いて、行ってきました。その名も

                   「サマーキー」

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アラビア語で「サマク」は「魚」という意味なので、この店名は「魚太郎」とでも言ったところでしょうか。早速店に入り「フィッシュ・アンド・チップス」を頼んでみましたが、僕がイギリスで食べた「フィッシュ・アンド・チップス」とはかなり違うものでした。あまり期待せずに行ってみるのも良いかも知れません・・・。


a0090924_1791491.jpgちなみにこんな感じです→




このオシャレなカナルの両岸にはカフェやベンチがずらっと並んでいて、夕方以降夜遅くまで、夕涼みをしに現地の人たちがいっぱい集まってきます。

あ、もちろん男ばかりですが・・・。

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ここ数日、家のインターネットが原因不明でつながらず、更新が出来ませんでした・・・。

というわけで、今日は軽いお話を一つ。


前にサナアの旧市街に新しく出来たホテル「Burj Al-Salam」を、「サナア旧市街にできた最高級ホテル」として紹介したと思いますが、今回はサナア市内における最高級ホテルのご紹介です。


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それはモーベンピック・ホテル(Movenpick、ちなみにアラビア語では、موفنبيك)。このホテルは、サナア旧市街や新市街を見下ろす小高い山の中腹にあり、景色は抜群です。このホテルができるまでは、このホテルのすぐ近くにある老舗「シェラトン・ホテル」がサナア一のホテルの異名を取っていたのですが、現在のサナアにモーベンピックに勝るホテルは無いでしょう。


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これはホテルの敷地内にあるプール越しに見た、サナアの景色です。ここからでは景色が良く見えませんが、ここから見るサナアの夜景は格別です。このプールサイドでカクテルでも飲んでると、自分がサナアにいることなんかすっかり忘れてしまいそうです(そんな贅沢なことはしたこと無いですが・・・)。


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この写真は何でしょう?実はこれも、モーベンピック・ホテル内のロビーにあるカフェの風景です。サナアの街中では一切見ることの無い金髪の女性が、なにげにヴァイオリンを奏でていたりします。ここまで来ると、はっきり言ってもう笑えます。ソファに座っていると、ちょっとプチセレブにでもなった気分です。


イエメンへご旅行予定の方で、プチセレブ気分を味わいたい方は、モーベンピック・ホテルへ是非どうぞ。お茶だけならそんなに高くないですよ。
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ついに、僕の写真が新聞に載ってしまいました・・・

って別に両手が後ろに回るようなことをしたわけではありません。かと言って、日本人が空手で強盗犯を捕まえたとかいうお手柄系の記事でもありません。


                    これです!

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そうです!英語の試験である「TOEFL」の新しいバージョンである「TOEFL-IBT(Internet-Based Test)」がイエメンでも開始されたのです!


で、なんで僕の写真が載ったのでしょうか?


それは僕がイエメンで「TOEFL-IBT」を受けた2人目の受験者だったからです!


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なんで2人目の受験者が写真に撮られたのかは定かではありませんが、おそらくこの広告を出そうと思っていた矢先にTOEFLを受けに来たやつがいた、ってだけのことだと思います。


ちなみに僕は、イエメンでこの試験を最初に受けた人、つまり「1st examiner in Yemen」を知っているのですが、その人にこの話をすると、「え~、私の時は写真なんか撮られなかったよ~!」と非常に残念がっていました(笑)。
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こないだ米ドルをイエメン・リヤルに両替しようと両替屋さんに行った時に、ふと窓口に、かの独裁者サッダーム・フセインが描かれた古いイラクの紙幣が置いてあるのを見つけた。


フセイン政府が転覆されてしまったから、この紙幣ももう紙くず同然で使えないんだろうなぁ、なんて考えていたのですが・・・、


ふと興味本位で、


「これっていくらで買えるの?」と聞くと、


「250リヤル(150円)だ。」と言うので、


安いし、記念に買っておくかと思い、買ってしまいました。



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これがサダム・フセイン政権下のイラクで使われていた25ディナールです。ちなみに当時いくらぐらいで使われていたのかなど全く知りません・・・。



ちなみに裏はこんな感じです。

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いつかこの紙幣がアンティークになって、超高い値段がついた時に、世界の紙幣コレクターの人に売るとしよう。
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