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さて、アサーラのコンサートですが、

7時開場のはずが、1時間遅れの8時にようやく開場。

1時間も待たされてもうクタクタだよー、でももう開演予定時間(7時半)もとっくに過ぎてるから、もうすぐにでも始まるだろう、なんて思っておとなしく座っていました。

・・・・・

席に着いてから30分が過ぎ、1時間が過ぎても何も音沙汰がありません・・・。

もう夜の9時を回っています。

なんせ6時半にホテルを出てきたので、夕食を食べていません。

7時半からコンサートが始まるから、9時過ぎには終わるだろうから、それからゆっくりご飯でも食べに行こうなんて、僕は悠長なことを考えていたのです。

昼から何も食べていなかったので、もう腹ペコ。売店で何か買いたいなぁと思って売店の方をチラッと見ると、ものすごい行列・・・、というか行列なんて行儀の良いものは存在せず、売店の周りにうっじゃ~と人のかたまりがありました。

さすがの僕もあの中を分け入って行く勇気は無かったのであきらめようかと思ったその時、隣にいた見知らぬイエメン人君が、「今から売店へサンドイッチを買いに行くけど、君も何かいるかい?」と、うれしい一言。

「申し訳ないけど、僕にもサンドイッチとコーラを買って来てくれるとすごくうれしいんだけど。」と言うと、「分かった。」と言って買いに行ってくれました。ラッキー☆

しかし、さすがのイエメン人でも手こずったようで、なかなか帰ってこないなぁと思っていたら、15分ほどしてようやく帰ってきました。

サンドイッチとコーラを買ってきてくれたので、「ありがとう。」と言ってお金を渡そうとすると、「なんだ、これは?こんなものは要らない。」と言って一切お金を受け取ってくれませんでした。

あの人混みの中、見知らぬ僕のためにサンドイッチを買いに行ってくれた挙句、お金も受け取らないイエメン人。アデンでも、相変わらず人の良さ全開です♪



サンドイッチのおかげでお腹も落ち着き、ようやく9時半になった頃に、「ブチッ」とマイクの電源が入る音が聞こえました。

周りも、「おっ、ついに始まるか?」という雰囲気になってきました。

・・・・・

しかし、これがなかなか始まらない。

さらに時間は経ち、ついに10時になってしまいました!

開演予定時間は7時半だったから、すでに2時間半遅れています!

日本だったらみんなで猛抗議なんだろうけど、なんかここでは誰も騒ぐことなく、みんなノンビリ待っています。



なんで、みんなそんな悠長に待っていられるんだろう、と思い始めたその時!

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・・・Part 3へ続く
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さてお待たせいたしました。

アサーラのライブレポートです♪



今回のアサーラのコンサート開場は、アデン市内ホルマクサル地区にあるアデンの誇る5月22日スタジアム。(ちなみに5月22日と言うのは、イエメンでは道路とかスタジアムとか色んな名前に使われるのですが、旧南北イエメンの統一記念日です。)

当日アデンモールでチケットを買ったのですが、チケットを買ったときに、

「開演は7時半だけど、開場は7時だからその前には来ておいた方が良いよ。」

と丁寧に教えてくれたので、6時半ごろには準備完了でホテルからタクシーへ乗り込みました。

15分ほどで着くとのことなので、開場15分前到着でかなり良い感じだ。

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6時45分、予定通り会場であるスタジアムへ到着。スタジアム周辺には、もうすでに人が結構いました。

カメラの持込が禁止なので、そのチェックを通り抜けるとスタジアムはもう目の前です。

30分後にはついにアサーラのコンサートかぁ、と胸を膨らませつつスタジアムの方へ足を運びます。

すると、なにやらスタジアムへの入り口付近で大勢の人がかたまっています。どうやら、まだ門が開いていない様子。まあまだ7時前だからもうすぐ開くだろう、とイエメン人のかたまりの外でゆっくり待っていました。

しかし、7時を過ぎても門はなかなか開きません。

もう時間は、開演予定の7時30分です。イエメン人たちもイライラしてきて、開場予定時刻を30分も過ぎても門を開けないガードたちに向かって罵声や野次が飛びます。そして大きな口論が始まりました。爆破テロよりも、ここでのゴタゴタに巻き込まれて怪我しそうだなと思い、さらにこのかたまりから離れ、遠くから様子を見守ることに。

そうこうしているうちに、もう時計は8時を指しています。

イエメン人のイライラも最高潮に達しそうなそのとき、ようやく門が開きました。

ドドドーーーっとなだれ込むイエメン人たち。



ところで、今回のコンサートのチケットは2種類。

安い方が階段席3,000リヤル(約1,800円)。

高い方がアリーナ席100ドル(約10,800円)。ちなみにこちらは、会場での夕食付き。

ちょっと迷ったのですが、アデンまで行く飛行機チケットにすでに110ドル払っていたので、まあそれほどコアなファンでもないし、やっぱり安い方のチケットを買いました。



・・・・・しかし、遠い!

ステージはアリーナの真ん中に位置しているわけではなくて、向こう側の端っこにくっついて設置されており、こっち側の階段席から見ると豆粒ぐらいの大きさにしか見えない・・・。

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こんな感じです。

カメラの持込が禁止だったので、携帯の写メで撮ったから画像が悪い・・・。

しかも前のハマーキーの時もそうだったんだけど、こっちのコンサートってなぜか観客側に向かって強烈なライトを照らすもんだから、写真が撮れないのです・・・(あれ?ひょっとして写真を撮らせないために、わざとそうしてるのかな)。



さて、開場までに1時間以上待たされて疲れましたが、実はそれはほんの序の口でした。

実は、席についてから恐ろしいほど待たされることになるのです・・・。

続きは次回。
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さて、懸案のアサーラのコンサートですが・・・


実はコンサートの数日前に、イエメンの過激派思想を持つ人物が、このイベントに対する爆破テロ予告をしていました。

「女が人前でちゃらちゃらと歌って踊るこんなイベントは、コーランにも反するし、そもそもイスラムの精神に反する。こんなイベントに参加するべきではない。」と言うのです。

何をタリバンみたいなことを言ってんだ。イエメン人だって男女問わず歌って踊るじゃないか!と、僕はこの記事を見て気分を害していました。

過激派によるこの脅迫は新聞紙上でも大きく報道され、この過激派の意見に反対する記事も多く載せられていました。

「コーランにそんなことは書いていないし、イスラムの精神にも反しない。こういうイベントを行っていくことは、イエメンの観光業の発展にも役立ち、それゆえイエメンの経済発展にも繋がる。」


まさにその通り。

僕だってこのイベントの話を聞いてアデンへ行こうと考え、観光客がアデンへ来れば、アデンのホテルに泊まり、レストランで食事をし、ビーチでシーシャを吸うわけです。つまり観光客は、イエメンの(この場合はアデンの)経済を少しでも潤すわけです。

そうやってイエメンの経済を発展させていこうと、みんなが頑張っているのに(まあ、ただの金儲けじゃないの?という疑問は置いといて)、過激派というのはほんと厄介な存在です。


コンサート前日のインタビューで、アサーラは「私は過激派の脅迫には屈しない。私は、明日私がやるべきことをやるだけ。」と言って、脅迫があったからといって逃げ出すようなことはしませんでした。

こんな臆病者の過激派の脅しに怯えることなく、イベントが成功して(・・・成功と言うか、とりあえず無事終わることができて←まあ詳しくは次回)、本当に良かったと思います。

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というわけで、アサーラのコンサートの様子は、次に書きますね。

お楽しみに♪
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Bir Ali (ビール・アリー。直訳すると「アリーさんの井戸」ってとこですかね。)

知る人ぞ知る、イエメン東部の観光地です。

ハドラマウト州の州都である港町ムカッラから、南西へ約1時間ほど車を走らせるとビール・アリーに着きます。

聞くところに寄ると、ビール・アリーは

「イエメンで最も美しいビーチ」

なんだそうです。

弥が上にも期待が高まります。



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ここはまだ、ムカッラから半分ぐらい着たところ。

すでに目を奪われるほど綺麗な海岸線が楽しめます。

海の青が目に染みます。



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そしてビール・アリーに到着。

白い砂、青い空、エメラルドブルーの海。

ここは、イエメンで今まで行った中では、かなり綺麗な部類に入るビーチでした。

「イエメンで最も綺麗」かどうかはわかりませんが・・・。



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ヨーロッパ人観光客も、結構来ます。

なので、こんな「これがイエメン!?」という光景にも出会うことができます。

僕が行った日にも、2、3組のヨーロッパからの団体旅行客が来ていました。

・・・てことは、「知る人ぞ知る」ってほどでもないのかな。

でも、僕の周りでここへ行ったという人はあまりいません。



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まだそれほど観光客が多いわけでもないので、ゴミもほとんど落ちていない綺麗なビーチでした。

でも何も観光施設が無いと言うわけではなく、籐で編んだようなひさしのあるところに、籐で編んだベッドが並んでいたりします。

他にほとんど客がいないので、団体観光客がいる時以外は、こんなに綺麗なビーチを独り占めすることもできます。

すぐ近くには岩がちな場所があって(2枚目の写真の左側の方)、なんと黄色や青の綺麗な色をした熱帯魚が泳いでいるのを間近で見ることもできます。


ビール・アリー。

施設はそれほど揃ってはいませんが、白い砂浜とエメラルドブルーの海を楽しめる、隠れた極上のビーチリゾートです。
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来週、アサーラがイエメンに来ます!!

なんと、イエメンでコンサートを行うのです!!


・・・とは言ったものの、

日本人のどれだけの人が、「アサーラ」って歌手のことを知っているのでしょう?


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彼女の歌を初めて聴いたのは、かれこれ8年ほど前のこと。

当時中東諸国で、彼女のある曲が町中でかかりまくっていました。

その大ヒットした歌のタイトルは、「ヤー・マジュヌーン(Oh Crazy)」。

(↑ビデオはこちら。)

テレビをつけても街中を歩いていても、この曲を聞かない日は無いというぐらい、町中でかかりまくっていました。

そして彼女のカセットテープ(当時中東では、まだまだカセットテープ全盛期でした)を買うと、他の曲もなかなか良かったんですよね。

その後、もう1つ彼女のカセットを買い、たま~に思い出したように聞いていたんですよね。

アサーラは1991年にデビューして以来、20枚ほどのアルバムを出しているので、それほど彼女の曲を知っているわけではないのですが、僕の中では結構お気に入りの部類に入ります。

歌唱力が売りの、シリア出身の本格派女性シンガーです。

体の半分ぐらいを露出するようなセクシーなドレスを着て、猫なで声で媚びる様に歌うだけの最近のアラブ女性歌手とは、比べ物にならないほど歌が上手いです。


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そんなお気に入り歌手のアサーラがイエメンに来るのですが・・・

実は、彼女がコンサートをするのは首都のサナアではなく、南部の港町アデンのスタジアムなんですよね。

さて、彼女のコンサートを見るために、アデンまで行くべきか行かざるべきか・・・。

悩むところです。
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先日、サナアから約50km離れたところにある「コーカバン」の町へ、友人たちを乗せてドライブに行ってきました。

イエメンではこの時期アーモンドが白い花を咲かせるのですが、アーモンドの花って桜の花にそっくりなんですよね。

それで花見がてら、お菓子やジュースを持ってドライブに出かけてきました。



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(↑コーカバンの町)

コーカバンの町は山の頂上にあって、町の3方を崖に囲まれている要塞都市です。

唯一の町への入り口には大きな扉があって、少し前までは夜6時になるとその扉を閉めて、夜の間によそ者が町へ入って来れないような仕組みになっていました。



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(↑コーカバンの町へ上っていく途中に、車窓から見える景色)

コーカバンの町の標高は、約2,800m。

と言ってもこの辺りは山岳地帯なので、首都サナアの標高がすでに約2,300m。

コーカバンの町の麓にあるシバームの町の標高が、約2,500m。

この辺りが、いかに高地であるかが分かっていただけると思います。



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コーカバンの町の外では、コーカバンの住民が結婚式のお祝いをしていました。

そんなに住民が多く住んでいない町なので、なかなかタイミングが良かったです。

こんなに大きな輪になって踊るのは、なかなかお目にかかれません。

せっかくなので、一緒になって踊ってきました(笑)。



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コーカバン周辺には滝があったりして、サナア住民もピクニックに良く出かける場所です。

サナアから1時間弱で行けるので、距離的にも手頃なんですよね。

前回コーカバンへ行った時には、サナアに住んでいるイエメン人の友人にバッタリと出くわしたりしました。

こんな風に、休日に気のおけない友人たちとドライブに出かけるのは楽しいものです。
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