「東京太呂」
オマーンの首都マスカットにある、ただ一つの日本人経営の日本料理屋の名前である。
(日本人がやっていないエセ日本料理屋みたいなのは、他にもあるらしい。)
オマーンに着いた2日目に、試しに行ってみた。
このレストランは、マスカットのルイというエリアにある「アル・ファラジュ・ホテル」の中にある。
エレベーターを降りると、こんな入り口が待っている。
なんだか、日本のデパートの高層階にあるレストラン・フロアに来たような感じがする。
早速、店内へ。
僕は一人だったので、カウンター席へ。
オマーンの半月刀ハンジャル(イエメンではジャンビーヤ)とコーヒーポットのあしらわれた、可愛いロゴが目を引きます。
そして何よりも、そっと出される
おしぼり!
暑いマスカットでは重宝されるし、日本的で大好きです。
カウンターの向かいの席では、オマーン人夫妻が鉄板焼きを頬張っていました。
しかも、ちゃんとお箸を使っていました。
アラブ人がお箸を使っている姿・・・、これはなかなか見れません。
そんな珍しい光景を見つつ、僕も待ちきれずに早速注文。
まずは、
ビールと
枝豆。
これが無いと、居酒屋気分は始まりません。
しかし、なぜかここには日本のビールが置いてありません・・・(涙)。
なので、枝豆とドイツビールです。
この枝豆が、ホクホクで塩味も効いてて美味しかったです。
そして、メインは、イエメンでは食べることの出来ない「
とんかつ」。
中はジューシー、衣はさくっとしており、絶妙のお味♪
イエメン人の皆さん、スミマセン。でも、やっぱり豚は美味しいです。