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イエメン在住の日本人の友人から写真が届きました。

写真は、毎年恒例の「サイラの洪水」です。

「サイラ」というのは、サナア旧市街とタハリール広場の間にある道路であり水路のことです。

雨が降っていない時は道路として使われ、雨が降るとこのような川になります。

サイラの洪水は実際にこの目で何度か見ていますが(過去記事を参照)、この洪水はなんだか凄そうな感じです。


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この写真を見る限り、かなり水位が上の方まで上がっていて、もう少しで市街地の道路に溢れ出しそうな勢いです。

しかも、夜です。

小さな子供たち(・・・そしてはしゃぐ大人たちも)が流されていないことを祈ります・・・。

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イエメンを離れて、ちょうど1年が過ぎました。

!!رمضان كريم
Ramadhan Kareem!!
「楽しい断食月だね!」ってことです。

今年はイエメンとは一味違うラマダンを別のブログの方で報告したいと思いますので、乞うご期待☆
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Iftar(イフタール)--イスラム教徒がラマダン中、断食が明ける日没時に、一日の初めに口にする食事のことです。今のイエメンでは、大体6時ごろ。

日が落ちると、町中のモスクのミナレットからお祈りの声が流れてきます。これを合図に、まず空腹を癒すためにナツメヤシとサンボサ(インドのサモサをちょっと小さくして脂っこくしたような感じ)をつまみ、水を飲みます。これでひとまず空腹は落ち着き、その後、5分~10分ほどのお祈り。そして夕食へと突入します。

先日、イエメン人の友人宅へこのイフタールに誘われたので、行ってきました。

僕が友人の家に着いたのがちょうど6時ごろだったので、友人の親戚一同が車座になってナツメヤシとサンボサを食べているところでした。僕も一緒につまみました。そして彼らは別の部屋でお祈り。普通はみんなで一緒にお祈りするんだけど、客人の僕が部屋に独りぼっちになってしまうことに気を使って、彼らは2グループに分かれてお祈り。

お祈りが終わると、食事が運ばれてきました。

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イエメンは、レストランじゃなく家庭の料理が美味しい。レストランと比べてみると分かるが、味が全然違う。これはなぜか?それは家庭料理は女性が料理しているからです。女性が外で働くことが難しいイエメンでは、レストランで料理を作っているのはみんな男性。女性が料理を作っていることはありません。男性の料理がまずいと言っているのではなく、男性は家では一切料理を作ったりしませんから、やはり母から娘へ、母から嫁へと代々受け継がれる昔ながらの味、つまり本当の意味での伝統の「おふくろ料理」を食べれるのは、家以外に無いのです。

真ん中に2皿あるのが、ピラフにポテトと鳥の切り身が入っている料理。このピラフが薄い味付けで非常に美味。少しガーリックで味付けしてある感じ。その右横にある黒い石鍋に入っているのが、サヌアの伝統料理「サルタ」。ミンチ肉、野菜、米などなど色んなものをごちゃ混ぜにして煮込んだ郷土料理です。上にかかっている緑のものは、ジェルバと言って植物の根をすりつぶしたものです。少し苦味が効いていて、料理全体が引き締まります。あとはサラダやスープ、野菜炒めなど、どれもこれも美味しかったです。

最後にデザート。

a0090924_602413.jpgこれは伝統料理でも何でもありません。一番上にココナッツの削ったやつと桃の切り身が乗っていて、その下にプリン、そして一番下にケーキ生地がありました。お椀に入っていますがフルーツ・ケーキ・ココナッツ風味と言った感じでしょうか。なかなか美味しかったです。

食事の後にはミルクティーが出され、少し談笑した後、彼らはモスクへ夜のお祈りへ出かけて行きました。
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